キラ様の３分でわかるシンデレラ

前編行方不明のため、このお話がどんなものなのかキラ様がお話してくれます。

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あるところに、キラ・ヤマトといういい男が
世界一美しい妻ラクスと、世界一愛らしい妹カガリと３人で幸せに暮らしておりました。

３人の生活はは慎ましくも平穏だったのです。

・・・ところが・・・ある日、悪魔はやってきたのです。

「ここは・・・どこだ」

身なりのよい一人の人物が庭に迷い込んできました。
辺りをきょろきょろ見まわす不信な姿に、
見知らぬ男に近寄ってはいけないとキツク言われつづけていたカガリがつい男に声をかけます。

「どうしたんだ？迷子か？」

彼女のその優しさが、とんでもない事態へと導いてしまったのです。

なんとその男はカガリに一目で恋に落ちてしまったのです。

「君の名前は！？」

「私はカガリだ！」

「カガリ・・・いい名だ。よし、結婚しよう！」

「へ！？」

突然の申し出にカガリは驚きました。

けれどその男は、カガリのそんな様子も気にすることなく襲いかかったのです・・・！

「きゃ、きゃぁああ！」

カガリは力の限り押しのけたものの、男はひるむことなくいやらしくニヤリと下卑た笑みを浮かべました。

「・・・俺はこの国の王子アスランだ。逆らったら君の家族がどうなるか・・・」

「！！」

キラやラクスの命が危ない・・・

そう察したカガリは大人しくその身をアスランに預けました。

「うっ、うぅ・・・さようならキラ・・・ラクス・・・」

こうしてカガリは家族を守るため、悪魔のような王子アスラン・ザラの妻になったのです・・・。

可哀想なカガリ。なんてひどい男アスラン・・・！

この物語は、心優しいカガリという少女の、涙なくして見ることのできない切ない物語なのです・・・

本当のお話は後編を読んでなんとなく感じとってください。というわけで後編へ行ってみる→