第7話:三角関係

 

 

 

 

 

 


730 名前:DeaKA
今日の妄想
弟「いや〜。ネズミさんってこんなに素敵な人だったなんて!」
ネ「いえ・・・!そんなことは・・・!」
弟「これなら姉をまかせられます!お幸せに!」
ハ「もう!バカ!な、何言ってるんだよ・・・っそんなの迷惑・・・」
ネ「迷惑だなんて・・・!俺は・・・ハウメアさんが・・・!」
ハ「・・・・・・は、ハツカネズミさん・・・っ」
弟「いや〜もうラブラブだね!このっこのっ」
ハ「うふふふふ」
ネ「あはははは」

こういうふうになってたら俺は倒れる。

 


731 名前:NicoL
でも帰宅が遅いですね・・・。

 


732 名前:DeaKA
何かあったのか・・・?
もしかして・・・本当に弟に認められてそのまま・・・っ

 


733 名前:YzaK
そ、そ、そのまま・・・!?なななななななななにを・・・!?

 


734 名前:ハツカネズミ男
只今戻りました。
つ、疲れた・・・

 

735 名前:NicoL
>>734
お帰りなさい!

 


736 名前:YzaK
帰ってキターーーーー!!!!

 

737 名前:DeaKA
お帰り!
さっそく話を聞かせてくれ!

 


738 名前:YzaK
どきどき。

 


739 名前:ハツカネズミ男
>>737
はい。

今日も待ち合わせの場所に早く着きました。
その場で待ち続けます。
彼女は今日もちょっとだけ遅れてきました。
そして、今日も可愛いです。燃えます。

髪をリボンで止めてるんですよーー!!
キターーーー!!!

「ごめん!遅れた・・・!」
と小走りできてくれた。
「全然大丈夫です」と俺は答える。

 


740 名前:NicoL
リボンですか?可愛いですね!

 


741 名前:ハツカネズミ男
弟はあとで店に来るらしい。
今日は店まで彼女が案内してくれるので
俺は少し後ろを歩いてついていきました。

休日で人が多いのではぐれないように注意しながら、
少し前を歩く彼女は時々俺に振り返っていた。
で、彼女がちょうど振りかえったその時、
歩道にある金属のポールが彼女の前に迫っていた。
彼女は気付いていない。
「あっ…」
と言って、俺は思わず彼女の手を掴んでしまった…
「え!?」
「……ぶ、ぶつかりそうだったので…っ」
「あ、ご、ごごめん!ちょっとぼうっとしてた!…あ、ありがとう」

で、また歩き出したら彼女が
「…並んで歩かないか?」
と言ってくれた
「は、はい!」
と俺は答えて少し前にでた。
気を使えないのか…俺は……

 


742 名前:YzaK
>思わず彼女の手を掴んでしまった…
…('A`)

 


743 名前:ハツカネズミ男
店は予約してあってすぐに座れました。
「とりあえず、先に頼んでおくか」
「あ、はい」
ここの店は1つの料理をみんなで取り分けるらしく
「ハツカネズミの好きなもので!」
「いえ!悪いので…」
「……でも、おまえの好きなものに…」
と言いあいながらメニューを決めていた時だった。

「ごめんごめん〜」
1人の男性がこちらにやってきた。ハウメアさんの弟だ。
「あ…お待たせしてしまってすみません〜」
ちょっと黒い雰囲気をだしながら俺に謝ってきた。
「あ、いえ!大丈夫です!」
彼女の弟は、ハウメアさんよりも大人しそうな雰囲気…
に見せかけてオーラが黒かったんだが…

 


745 名前:ハツカネズミ男
俺が
「まだメニュー決まってないんで大丈夫ですよ」
そう伝えると、
「あぁ良かった。勝手に君の好きなもの頼まれたら困るしね」
弟さんはにっこり笑いながらそう言って彼女の隣に座る。
俺とハウメアさんは向かいあって座ってたけれど、
弟さんがハウメアさんを奥の席に座らせて俺の前にきた。
「どうも〜…はじめまして、ネズミさん」
「こちらこそ初めまして…ッ!」
と軽く自己紹介。
「お話は色々聞いてます…色々、ネ…」
と弟さんが含み笑う。

その後食事のメニューは3人で話しあいながら決めた。
「なぁ、ハツカネズミはどれがいい?」
「これがいいよね、うん」
「もう!おまえには聞いてないだろっ」
「え?…これで い い で す よ ね?ネズミさん?」
「は、はい…っ」
こんな感じで・………。

メニューを決めると弟さんの質問攻めがはじまった。

 

 

746 名前:NicoL
>>745 
仲良くなれましたね!

 


747 名前:DeaKA
>>746
……多分なれてないと思うぞ。

 

 

748 :ハツカネズミ男
料理がくるまで弟さんの質問攻めに俺が答え続ける。
電車の中でのこととか、この間の食事のこととか…
「ふぅ〜ん……へェ……。仲良くやってるんですねぇ〜…w」
と思いっきり微笑まれました…。……。

料理がきても弟さんの勢いは衰えない。
似ている芸能人の話になって、弟さんは、
「ネズミさんって、アレに似てますよね!ほら!あれ!」
「あれ…?」
「あ、思い出した!毛並みがいいだけで芸のできないレトリバーにそっくり!」
「・…………」
それは芸能人じゃないだろう……。
彼女が俺のかわりに怒ってくれたから、いいや。

 

 

749 名前:NicoL
>>748
>「毛並みがいいだけで芸のできないレトリバー」
も、もしかしたら…弟さんなりのほ、誉め言葉・・…かも…

 

 

750 名前:YzaK
野良犬よりはましだ。あきらめろ。

 

 

751 名前:ハツカネズミ男
「ちょっと…失礼します…」
と俺は手洗いに行く…が場所がどこだかわからずぐるぐる迷う。

席に戻ると
「もしかしてさ〜…君って天然?」
って言われた……
「…たまに言われます……」
「え?しょっちゅうじゃなくって?」
弟さん、ツッコミが激しすぎるよ……
ここではハウメアさんは笑っていました。
もう、いいや。その笑顔があればいい。

「話には聞いてたけどさぁ。結構きびしめだよねぇ」
と更に追い討ちをかける弟さん。
ハウメアさん…何を話してたんだろう…。
「そういうヤツ、なかなかいないからいいじゃないか!」
とフォローしてくれましたが、
「え〜?そう?ハウメアとは180度違うタイプだよね!似合わない!」
……また余計な一言を…ッ

 

 


752 名前:YzaK
珍獣認定。

 

 

753 名前:ハツカネズミ男
もっと色々話したんですが…ちょっと弟さんとの会話は思い出せない。
食事を終えて店をでることにしました。
これからハウメアさんと2人きりだなと思うと嬉しかったんですが、
弟さんはまだついてくる気満々でした…。

ちなみに会計は
「君の奢りだよね?」
ということで俺が支払いました…。

俺が会計を終えると、弟さんが仕事で先に帰ることになってました。
やった……!!!!!!!
「…ハウメアをどうぞよろしく……」
その台詞はなぜだか
「…ハウメアに手ぇ出すんじゃないよ…?」
に聞こえました……ッ

 

 


754 名前:NicoL
気をきかせて先に帰ってくれたんですね!
いい弟さんだ!

 

 

755 名前:ハツカネズミ男
「騒がしくて…悪かったな!」
「いえ。楽しかったですよ」
彼女が謝った。でも俺は全然気にしてない。
だって彼女がいてくれればそれでいい。

 

 


756 名前:YzaK
ケッ。

 

 

757 名前:DeaKA
ところでさ、ハウメアの年齢とかわかったのか?

 

 

758 名前:ハツカネズミ男
>>757
はい。
お互いの仕事と年齢の話をちょっとしました。
彼女は俺と同い年で、でもナチュラルだったんで学生さんです。

 

759 名前:DeaKA
ナチュラル!!いいねェ!

 


760 名前:ハツカネズミ男
駅までの道のり、ハイビスカスが咲いている道を選びました。
彼女が無邪気に喜んでくれて…俺も嬉しかった。
ハウメアさんの綺麗な金髪に赤色はとてもよくはえる。
とても綺麗だった…。
あまりにも綺麗で可愛くて…見惚れてしまいました…。

そして…そこで、俺、彼女に名前で呼ぶように言われました…っ
ずっと彼女の事、ファミリーネームで呼んでたんです。
初めて名前呼ぶの…緊張しました…!

それから2人で、笑いながら話をして帰りました。
幸せだ……。

 


761 名前:NicoL
・……素敵です…!名前呼べるようになってよかったですね!

 


762 名前:DeaKA
名前!!…少し遅い気もするがよくやった!

 

763 名前:YzaK
…いや、俺はそんなことよりもこれはぜったいききたい。
・……おとうとが帰ったあと…したか?

 


764 名前:ハツカネズミ男
>>763
???
何をですか?

 


765 名前:YzaK
……いや…だから……その…(※´Д`)

 

766 名前:ハツカネズミ男
>>765
???

 


767 名前:YzaK
だからだな…・・その、あれだ。
…………………。
……………………
チュ−。

 


768 名前:ハツカネズミ男
……!!!
し、ししししてませんよ!!!

 


769 名前:YzaK
>>768
てれるんじゃないしょうじきになれ(※´Д`)

 

770 名前:ハツカネズミ男
し、してませんってば…!!!

 

771 名前:YzaK
もう何も言うな!おれにはわかってるんだぞ!!
(※´Д`)…(´Д`※)

 

772 名前:DeaKA
>>771
なんでおまえそんなに必死なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第8話:こんな俺でもいいですか?

 

 

 

 

 

 

 


昨夜はネズミの報告に盛り上ったザフちゃ住人たち。
今日は昨日の興奮冷めやらぬまま朝早くから、
一部住人たちが暴走手前なくらいに妄想に思いをはせていた。

 

 

 

 

 


111 名前:DeaKA
よし!
名前も呼べるようになって、ネズミとハウメアがいい雰囲気になってきたところで、
俺たちが告白の台詞を考えてやろうじゃないか!

 

 

112 名前:NicoL
「ずっと貴方だけを見ていました。俺じゃダメですか?」

 

 


113 名前:DeaKA
>>112
う〜ん。いいけどちょい弱気?
俺なら男前路線をオススメする。
「好きだ!俺と付き合ってくれ!」って感じで。

 


114 名前:NicoL
>>113
少し強引じゃないですか?
もっとハツカネズミさんらしく誠実さを見せたほうがいいと思います。

 

 

115 名前:DeaKA
よし!

――――夜景の見える展望デッキで
ハウメア「綺麗…」
ネズミ「俺のとっておきの場所なんだハウメアに見せたくて…」
ハウメア「そうなのか?嬉しい…」
ネズミ「ハウメア…」
しばし沈黙・見詰め合い
不意にお互いの手が触れ合ってしまう
ハウメア「…あ!ごめ…っ」
ひっこめようとしたハウメアの手を掴む。
ネズミ「…ハウメア…このままで…」
ハウメア「……は、はい…」
ハウメアを真剣な眼差しで見つめるネズミ
ネズミ「……君は、俺が護る―――」
ハウメア「……!!」
そっと唇を近づける、ネズミ。瞳を閉じる、ハウメア……。

HAPPY END

 

誠実さと男らしさをミックス。こんなのどうだ!?

 

 


116 名前:YzaK
>>115
へたれにはムリだ。

 


117 名前:DeaKA
>>116
…たしかに。

 


118 名前:NicoL
う〜ん…いい台詞ってないんでしょうか?
誠実さも男らしさも見せる事のできるような…

 


119 名前:YzaK
>>118
1つだけ、ある。

 


120 名前:NicoL
え!?どんなのですか?

 


121 名前:DeaKA
もったいぶらずに教えろ!

 

 

122 名前:YzaK
「珍獣でもいいですか?」

 

 

123 名前:DeaKA
・・・・・・・・・・・・・。

 


124 名前:NicoL
・・・・・・・・・・・・・。

 

 

125 名前:YzaK
珍獣=男らしさ・ワイルド+ちょっと可愛い・ネズミらしさ
いいですか?=謙虚さ・誠実・ネズミらしさ

かんぺき。

 


126 名前:DeaKA
無理だろ。

 

 

127 名前:NicoL
無理ですね。

 

 

 

 

 

誰がどう聞いてもNGだろうと思う告白の台詞に
住民たちが揉め始めそうなその時――主役のハツカネズミ男が現れた。

 

 

 

 

 

140 名前:ハツカネズミ男
おはようございます。
みなさん早起きですね。

昨日あれからメールしたんですが、
今夜ハウメアさんと待ち合わせして食事することになりました…!

 

 


141 名前:DeaKA
>>140
はよ!
おまえのことが気になって早起きしたんだよ!
しかもまたデートか!?

 

 

142 名前:NicoL
>>140
おはようございます。
僕はいつもこの時間に起きてるので。
3度目の食事のお約束、おめでとうございます!

 

 

143 名前:YzaK
……どきどきしてねむれなかっただけだ。
今またどきどき。

 

 

144 名前:ハツカネズミ男
皆さんのログを読んでるんですが…
告白の台詞考えてくれてるようで…
ありがとうございます…っ

………でも、俺、
告白の言葉は自分で考えたいんです…!

 

 

145 名前:NicoL
わぁ!!
頑張ってください!
ハツカネズミさんならきっと素敵な告白が出来ますよ…!

 

 

146 名前:DeaKA
>>144
ということは告白するんだな?

 

 

147 名前:ハツカネズミ男
>>146
それはまだ・・…
ハウメアさんに恋人がいるかもわかりませんし…

 


148 名前:DeaKA
諦めるのか?

 

 

149 名前:YzaK
やれるだけやってみろ

 


150 名前:ハツカネズミ男
>>149
ありがとう。…俺、頑張ってみる。

 

 

151 名前:YzaK
>>150
よし。
「珍獣でもいいですか?」

 

 

152 名前:ハツカネズミ男
>>152
・・・・・・・・・・。
無理です、それは。

 

 

 

 

 


聞くまでもなく、ハツカネズミ男にも受け入れられなかった「珍獣でもいいですか?」。
そんな台詞を考えるおまえこそ珍獣だ。と気付かないまま、
ザフちゃ住人たちは仕事があるハツカネズミを送り出し、
自分たちもそれぞれの職場へと向かったのだった。

 

 

 

 

 

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