今日はとっても天気がいいから買い物に出てきた。
いつもはアスランがくっついてくるんだけど、たまには一人もいいもんだな、なんて
そんなことを考えながらぶらぶら歩いていた。

 

 

その時、私の目の前を一人の男が通りすぎたんだ。

 

 

「・・・え!?」

 

男はすぐそばのレストランへと入っていった。


私は慌てて追いかける。

 

 


だって、今目の前を通りすぎたヤツは・・・

 

 

まさか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キ・・・ラ・・・?」

 

 

 

 

 

そこに居たのは数年前に離れ離れになった私の弟だった。

 

 

 

 


 

私はおそるおそる近づいていく。


・・・キラだよな?

 

 

 

「キラ・・・?」

 

 

 

私が声をかけると、キラは立ちあがって私を見やる。

 

 

「おまえ、キラだよな・・・!?キラ・・・っ、キラだよな・・・!?」

 

叫ぶように彼に尋ねると、
私のつま先から頭のてっぺんまで1度視線を移動し凝視したあと、ゆっくり口を開いた。

 

・・・っ!!
その僕に似た愛くるしい表情!
キスしたくなるぷるぷるの唇!
着やせするナイスバディ・・・!

カガリ!?カガリなんだね!」


 

「キラ・・・っ」

 

 

 

 

あぁ・・・キラだ!


この、
女の子を見る目だけは確かな男はキラだ・・・!

 

 

 

「キラァァっ!!」


「カガリッッ」

 

 

私はキラに駆けより、子供の頃のように彼に飛びついた。

 


そして私とキラは、数年ぶりの再会し、今までの事を話し合いながらその日は楽しく過ごした。

 

 

 

 

 

 

キラに私が結婚したことを伝えると笑顔で


「そう、それはよかったね。僕1度その男に会ってみたいなぁ・・・ふふふ」


と言ってくれたので、アスランを紹介する約束をし、連絡先を交換し合ってその日は別れたんだ。

私はルンルン気分で家に帰った。

 

 

 

だからまさか、こんなことになるなんて・・・

 

 

 

 

 

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