第4話:もてない男の奇跡

 

 

 

 

 

388 名前:ハツカネズミ男
今終わりました。
食事の約束を取り付けました。

君達、本当にありがとう・・・!

 


389 名前:YzaK
キターーーー(*´ワ`*)−−−−−

 


390 名前:NicoL
>>388
おめでとうございます!
詳しく聞いてもいいですか?

 

391 名前:DeaKA
>>388
よくやった!それでこそ男だ!
グレイト!!

 


392 名前:YzaK
おめdrftgyふじこlp;@

 

393 名前:ハツカネズミ男

最初に向こうから電話がかかってきたのは、
お昼過ぎだった。が出られず、後で気付いてかけ直しても繋がらず
その後も彼女は何度もかけてきてくれたけど仕事中で・・・
俺のバカ。

 

 

394 名前:ハツカネズミ男
で、俺が帰ってきたのは22時過ぎ。
すぐにかけたよ。
最初のやりとりは・・・
「すいません、ネズミですがハウメアさんですか?」
「あ!やっと繋がったな!」
みたいな感じです。

「なかなか繋がらなくてすみません。
何度もかけてくださってありがとうございました」
「いいよ!気にするなよなっ」

その後、
「ペンダント昨日届きました。
良い物をありがとうございます」
「おう!」
と話して、またあの時の電車の中でのことも話して・・・

あぁ・・・っあんまり覚えてない・・・っ

 


395 名前:DeaKA
>>394
すげーいい雰囲気じゃん!

 

396 名前:ハツカネズミ男


「あの時は本当にすみませんでした
俺へたれすぎて・・・・」


「あはは!本当にな!」


「・・・・・・・その上、先に帰ってしまったし・・・」


「あの後すぐに私も帰ったぞ?
あと、そばにいたおばさん達と少しおまえのこと話してたんだ!」



「え!?」


「最近の男はダメダメだな!って話したぞ〜」


・・・・・・・・・。
もっと色んな言葉・・・使って話してた・・・け・・ど・・・
意味としては・・・多分・・・こんな感じ・・・
ショックが大きくて・・・覚えてな・・・い・・・

 

397 名前:NicoL
・・・・・・・・・・・・・・。

 


398 名前:DeaKA
・・・・・・・・・・・・・・。

 


399 名前:YzaK
げんきだせ

 


340 名前:ハツカネズミ男
ここで遠くから女性の声が
「お風呂入らないんですかー?」


「あ、ちょっとごめん。『あとで入るよー、マーナ!』」



「またあとでもいいですよ・・・」


「そうか?じゃあまた後でかけ直すからな!」

で、スレッドに慌てて戻ってきました。
多分マーナは妹さんかと。

 


341 名前:ハツカネズミ男

そして、15分くらいしてからまた電話がかかってきた

ハ「ごめんごめん。待たせたな!」

俺「すごく早いですね」

ハ「私お風呂早いんだ!」

俺「急がせてしまってすみません」

ハ「平気だって!」


こんな感じで俺に気を使わせないようにしてくれていた・・・と思う。

 

 

342 名前:DeaKA
ところでいきなりだがネズミのセンスってどんなもんだ?
あと、ハウメアのこととかも何も聞かなかったのか?

 


343 名前:ハツカネズミ男
>>343
俺はセンスはそれほど悪くないです。
ハウメアのことは名前と連絡先以外の情報はわからず・・・

 


344 名前:DeaKA
>>343
そうか。でもそういうやつに限ってセンス最悪だったりするからな。

ハウメアのことはこれから知ればいいし。

 

 

345 名前;ハツカネズミ男
>>344
俺は本当に大丈夫ですから。
けっこうセンスいいと思いますよ。

あ、さっきの続きです。


俺は食事に誘うために
このスレッドで出てきた「お礼に食事」と頭の中で輪唱してました。


「頂いたペンダント、すごく高価なものですよね。
気を遣わせてしまってすみませんでした」
と切り出した。

「お父様の仕事で安く手に入るんだ!
あんまり気にするなよ」
とハウメアさんは言う。

伝えるチャンスは今しかないと思った。
「ぺ、ぺ、ペンダントのお礼と言ってはなんですが・・・、
よかったら、食事にいhjcせp」

思いっきり噛んだ・・・・・・。

 


346 名前:NicoL
ドンマイ!

 


347 名前:DeaKA
おもしれぇじゃねーか!

 

348 名前:ハツカネズミ男
ハウメアさんは
「は?」

・・・・・当然だ。

俺は繰り返す。
「え、えっと・・・!食事はどうでしょうか?ご馳走させてください!」

「食事・・・?」
「はい。もし良かったら・・・・っ」
きっと電話越しで頭を下げていた。

「気を遣うなよ〜。
本当にたいしたことじゃないしさ!」

もう、ダメだ・・・という言葉が脳裏によぎる。

「そ、うですか・・・」
数秒の沈黙があったと思う

「・・・・・・・よし!割り勘にしよう!」
「・・・・・・・・・へ?」
思わず間抜け声を出してしまった。

 

 

349 名前:NicoL
いい感じですね!!

 

350 名前:DeaKA
グレイト!!

 

 

351 名前:ハツカネズミ男
「割り勘というと・・・」
分かってるのによく分からなかった。

「ご馳走になるのは悪いしな・・・どうだ?」

思わず、
「グゥレイトォ!!!!」
と叫びそうになった。
ここでスレッドに、片手で書き込む。
とにかく早く伝えたくて・・・。

「本当ですか?!」
「割り勘だぞ?」
「ありがおがlっかふぃ!!ありがろがうございます・・・っ!!!!」
噛みつつも必死に頭を下げていた。

 


352 名前:ハツカネズミ男
日にちを明後日の日曜に決めると
「それじゃ、どこで食事にするんだ?」
「えーと・・・」
ここで頭が真っ白に。
俺は急いでスレッドの情報をかき集めた。
SOSだ。


「こっちはどこでもいいぞ!」
「あ、はい!えーと・・・それじゃ・・・」
しっかりしろ俺!!

スレッドにある「好きなもの嫌いなものを聞く」というレスを見つけ、
何も考えずに
「好きなものとか、嫌いなものありますか?」
「すごい辛いのが大好きだ!」
「えーと・・じゃあ辛いところ探しておきます!」
「頼むぞ!」

こうして時間だけが過ぎていった

 

353 名前:YzaK
どきどき。

 

354 名前:ハツカネズミ男
ダメだ・・・!
興奮しすぎてレスが頭がまわらない・・・!
今日はもう休みます!

 


355 名前:DeaKA
お疲れさん!
明日服買いに行けよ!!

 


356 名前:NicoL
お疲れ様でした。
今日はゆっくり休んでくださいね!

 

 

 

 

こうしてハツカネズミ男は
明後日のデートに思いをはせ就寝した。
そして翌日の夜・・・・

 

 

 


604 名前:ハツカネズミ男
いま買い物から戻りました。
今日は明日のデートのために服を買ってきました。
俺が黄色のタートルネックのとベルトがたくさんついた長めのジャケットを手にすると店員さんが
「それは貴方には似合わなですわ。センスをお磨きなさい!」
と言ってきたので、コーディネートを任せました。

 

605 名前:NicoL
>>604
お帰りなさい!
いい服選べましたか?
優しい店員さんがいてくれてよかったですね!

 

606 名前:DeaKA
>>604
おかえりハツカネズミ!
おまえマジでそんな服で初デートのつもりだったのか・・・?

 

607 名前:ハツカネズミ男
>>606
たくさんついてるベルトがおシャレだと思ったんですが・・・

それじゃ、今から電話します・・・っ。

 

 

608 名前:DeaKA
>>607
おう!頑張れ!!

 


609 名前:NicoL
頑張ってください!

 

 

 

610 名前:DeaKA
電話中か・・・。
しっかり喋れよ・・・ネズミ・・・!!

 


611 名前:NicoL
頑張って・・・!
頑張ってハツカネズミさん・・・っ!

 


612 名前:YzaK
おかえり

 


613 名前:DeaKA
>>612
おそッ!!

 

 

 

613のツッコミが見事に決まったところで、
ザフcha住人たちは大人しくハツカネズミ男の報告を待った。
そして・・・・・・・・・・

 

 

 


614 名前:ハツカネズミ男
い、今、通話終了しまし・・た・・っ
待ち合わせ時間と場所決めました・・・っ
はぁはぁはぁはぁ・・・・っ
やっぱり緊張する・・・っ

 

615 名前:ハツカネズミ男

それじゃ、記憶が鮮明なうちに経過を・・・

「もしもし、夜分遅くにすみませ・・・」
「よっ!!」

「食事の件なんですが・・・」
ここで俺は待ち合わせ場所と時間と店を伝える。
連絡事項を伝えたあと、

「あの・・・おめかししていきますが・・・笑わないで下さいね・・・」
「え?おめかし?」

「え、えぇ・・・っ。でも期待しないで・・下さい・・・」
「そうか?じゃ、私もおめかしだな!!」

「あ、気を遣わせてしまってすみません・・・」
「大丈夫大丈夫!」

こんな感じだったかな・・・
ちょっとしくじったかも・・・

 

616 名前:NicoL
>>615
そんなことないですよ!
いい感じです!

 


617 名前:DeaKA
ハウメアにもえたぜッ!!

 

618 名前:NicoL
やっぱり人柄の良さがにじみ出てますね。
ハツカネズミさんもハウメアさんも。
ハウメアさん、元気で明るくて優しい素敵な方ですね!

 

619 名前:ハツカネズミ男
君達・・・本当にいつもありがとう。
本当にありがとう。
俺、頑張るよ。

 

620 名前:DeaKA
ハツカネズミ、いい男だぜっ!

 

621 名前:ハツカネズミ男

俺、ハウメアさんと付き合いたいとか
そういうところまではまだ考えてなかったりします。
「この機を逃したら一生チャンスないかも」
とも思うこともあります。

でも、気持ちがどうしようもないほど彼女に惹かれています。
さっきも声聞いただけで、緊張とは違う感覚が・・・。

会ったらきっともっと好きになってしまう。


もちろん恋人もいるかもしれないし
好きになったことで辛い思いするかもしれない・・・

・・・・・なんだか苦しいな。

 


622 名前:DeaKA
ハツカネズミ男、かっこいいぞ!
もうもてない男じゃない!素のままで充分だ!
無理せず背伸びせずハウメアと楽しんでこい!

 

623 名前:NicoL
彼女と出会えたことは結果云々より
ハツカネズミさんにとって運命の出会いなんです。
頑張ってくださいね!

 

624 名前:ハツカネズミ男
みんな・・・ありがとう・・・!
みんなの言葉は不思議となんでも上手くいくような気になる。
自信がつくんだ。

まずはお礼と、彼女への想いを再確認してくるよ!

 

 

 

そうして・・・決戦の日曜日を迎えるハツカネズミ男・・・。

 

 


650 名前:ハツカネズミ男

いよいよ出ます。

俺がここまで来る事ができたのもみんなのおかげだ。
助言や声援を得て、俺は少し成長したような気がするんだ。

行ってきます・・・!
頑張ってくるからな!

帰宅後にまた報告に来ます・・・!

 

 

 

ハツカネズミ男の愛の闘いがはじまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5話:再会と初デート

 

 

 

 

 

 

 


168 名前:DeaKA

妄想。

ネズミ「今日はありがとうございました。とても楽しかったです。」
ハウメア「ははは!私も楽しかったぞ!」
ネ「あ・・・もうこんな時間・・・」
ハ「すまない。すっかり遅くなって」
ネ「いえ!いいんです!・・・それじゃ・・・お休みなさい…」
ハ「・・・待ってくれ!!」
ネ「え?」
ハ「・・・帰らないで!」
ネ(!?)
ハ「おまえを帰したくないんだ・・・っ」
ネ「・・・・それって・・・!」
ハ「・・・・・・////」
ネ「・・・・・・////」
ハ「・・・・私は・・・おまえを・・・・愛してる・・・」
ネ「・・・・・ほ、ほ、ほほほ本当に・・・っ!?」
ハ「本当さ!」
ネ「・・・・お、おおお俺、何もない男ですよ・・・っ!?」
ハ「そんなことない!」
ネ「すごくへタレだし・・・・」
ハ「最高に可愛いぞ!」
ネ「・・・・は、ハウメアさん・・・っ」
ハ「こら・・・泣くなよ・・・?」

・・・・・って男として虚しくなってくるな。

 

 

169 名前:NicoL
今ごろ楽しいデート中ですね。
もうそろそろ帰宅かな?

 


170 名前:DeaKA
あーんなことや、こーんなことやそぉーんなことを・・・

 


171 名前:YzaK
(´A`;;;)ヴぁうあだjかいおdじゃkざfかか
あんなことあdじゃkd:こんなことかkだkそんあことやkdd
drftgyふじこおlp;@やめてえdkぁ:;いやあl;あ;あ;あ

 

172 名前:DeaKA
>>171
いつも思ってたんだが・・・
おまえ大丈夫か・・・?

 


173 名前:ハツカネズミ男
ただいま帰還しました。
とりあえず着替えてきます。

 


173 名前:DeaKA
ネズミ キターーーーー!!!

 


174 名前:YzaK
かえってキターーーーーーーーー!!!

 

175 名前:NicoL
お帰りなさい!
デート、楽しめましたか?

 


176 名前:ハツカネズミ男

結果から報告すると・・・成功です・・・!
思い出しながら経過を報告します。
それと・・・みんな、有難う。

 

177 名前:NicoL
>>176
おめでとうございます!
よかったですね!!

 


178 名前:DeaKA
あれ・・・?目から水が出てきたぜ・・・
ちくしょう・・・っ なんでだろう・・・っ

 


179 名前:YzaK
>>178
いきているからだ

おれも・・・(;▽;)

聖子うおめでとう。よくやった。

 


180 名前:ハツカネズミ男
>>179
いや、聖子じゃないです。成功です・・・。


えっと・・・
今日は7時に駅で待ち合わせ。
俺は1時間前に着きました。

約束の時間が近づくにつれ緊張が高まりました。
時間になっても彼女が現れず・・・5分後にきて・・・
俺は遠くから彼女を見つけた。

 

181 名前:YzaK
どきどき。

 


182 名前:ハツカネズミ男

「ごめん!遅れてしまった!」
開口1番彼女はそう言った。
俺は「いえいえ、全然へいきだあssかだ」
噛みました。本当に緊張してたので・・・。
だって彼女、こないだ会ったときよりさらに可愛いんです。

本当におめかししてきてくれましたよ・・・!
燃えました。

俺「こんばんは、お久しぶりです」
改めて挨拶。彼女も
「こっちこそ久しぶり!あれから少しは鍛えたか?」
と元気よく笑いながら俺の背中を叩いてくれた。
俺もつられて笑顔になる。

 


183 名前:NicoL
ふふふ。いい雰囲気ですね!

 


184 名前:ハツカネズミ男
挨拶もそこそこにお店に移動した。
ものすごい緊張してました。
女の人と並んで歩く事なんてなくて・・・
普通に歩いてると置いてっちゃうんですよ・・・
でも彼女が強がってるのか歩幅を合わせてくれて・・・・
店に着くまで2人軽くロードワークみたいな感じになってたかも。

 

185 名前:DeaKA
手、にぎったのか!?なぁ、なぁ!?

 


186 名前:YzaK
BGMは 暁の電車。

 


187 名前:ハツカネズミ男
俺が覚えてる会話は
「おまえは鍛えがいがあるなー」
の一言だった。
言われた瞬間に心臓がどきりとした。・・・色んな意味で・・・。

 


188 名前:DeaKA
「おまえは鍛えがいがあるなー」
名言その1決定な
・・・・・ちょっと情けないが・・・。

 

189 名前:ハツカネズミ男

「今日は人が多いですね・・・」
「週末だからなー」

チラチラと隣を走る彼女を見る俺。
そんな落ちつかない様子を見かねたのか
「大丈夫だぞ!」
と言ってくれた。
「あ・・そうですか・・・?」

「あぁ、おまえ、見張っててやるから」

と、俺の手首を掴んできた。
驚いて思わず身体がすくんでしまった・・・。
なんですか・・・!?あの柔らかさは・・・!?

「あ、悪い!」

でも、俺が驚いたので慌てて手を離してしまった・・・。

 


180 名前:YzaK
キターーーーーー!!!

 


181 名前:DeaKA

おまえ、見張っててやるから。

グレイトォォオオオ!!!

 


182 名前:NicoL
純情なハツカネズミ男さんの姿に泣けてきます。

 


183 名前:ハツカネズミ男

「あ、いや・・・すみませんっ!大丈夫だから・・・!」
俺は慌てたが後の祭り。
「いや、急に掴んですまなかった」

掴んでほしかったんですが・・・
むしろ仲良く手を繋ぎたいんですが・・・と言いたかった・・・。
結局、その後は俺の手を掴むことはなかった。

走ったんで早めに店に着いた。
予約してたのですぐに入れました。
席についてメニュー表を広げると
「何かオススメはあるか?」と。
俺は前に来てチェックしておいた辛目のケバブを頼んだ。
絶対、彼女は喜んでくれると思ったから。

 

184 名前:NicoL
それで、どうだったんですか?

 


185 名前:YzaK
これがデェト
これがデェト・・・!!こ れ が ・・・ !

 

186 名前:ハツカネズミ男

料理が来るまで何話してたんだろう・・・
・・・話題は俺の鍛錬に関してが多かった。

「やっぱりインドア人間なのか?」
とか
「たまには日の光を浴びろよ!」
とか・・・そんな感じでしたね・・・うん・・・。


でもケバブが出てくると
「これ、私の大好物なんだ!嬉しい!」
と喜んでくれた。すごく嬉しかった。やった!
でも俺ちゃんと話盛り上げれていたのかな・・・

 


187 名前:DeaKA
やべーなハウメアいい子だなー
グレイト。

 


188 名前:NicoL
ハツカネズミ男さんの「おめかし」
については何も言われませんでした?

 


189 名前:ハツカネズミ男
>>188
「あれ?雰囲気変わったか?」
って感じでした。走ってる途中で。
俺は
「はい・・・自分なりに頑張りました」
「うん!いい感じだぞ!」
と言ってくれました。走ってる途中で。

 


190 名前:ハツカネズミ男
料理を平らげると
「おまえはよくこういう店にくるのか?」
と切り出してきた。
「実はこういう店に興味を持つようになったのって、あなたと知り合ってからなんですよ」
とさり気なくアプローチ。
「ふーん。そうなんだぁ。ま、どうでもいいか」
あっさり撃沈。・・・俺のアプローチ、通じなかったみたいです。

彼女は美味しいものが大好きらしくて、
よく色んな店で食事をするらしい。
最近はいつも一緒に行ってくれていた弟に彼女ができて、誘いにくくなったらしい。
なので今回はすごく楽しめたと言ってくれた。

 

191 名前:DeaKA
好感触グレイトォォォ!!!

 

192 名前:ハツカネズミ男

ようやく話が弾んできたところだったが、混んできたので、店を出ました。

2人並んで・・・今度は歩きながら、
ふと、
「世の男たちはもう少し鍛えないといけないよなぁ」
みたいな事を言った。
・・・・・・泣きたくなったのを堪えてみせたよ。
その後、
「でも・・・その・・・私が守ってやるけどな!」って。
なんだかよくわからなかったけど、緊張してきた。
俺は、嬉しくて踊り出したくなったのを堪えてみせたよ。

不思議と駅まであまり会話はなかった。

 


193 名前:ハツカネズミ男

一緒にオーブ環状線に乗る。方向は同じらしい。
「じゃ、私は次で降りるな」
あぁ、ここに住んでいるのかと思いつつ
「今日は本当にありがとうございました」
「私のほうこそ!楽しかったぞ!」

このままではこれで終わってしまう
そういう思いが溢れてきた。

次に繋げなくてはいけない。でも言えない・・・

電車が減速していく。これで終わりだ。でもそれもいいか、と

頭の中がぐるぐる回って・・・。ドアが開いた。
「それじゃあな、おやすみ」
と彼女が電車からでる。駅に降り立った。
俺に振りかえって手を振ってくれて。

ドアが閉まる。その寸前、俺は、


「・・・俺・・・っ・・・また電話する・・・っ!!」


思わず叫んでしまった。
聞こえてたか分からないけど、嬉しそうに笑って頷いてくれた気がした。


こんな感じです。

 

 

194 名前:NicoL
>>193
映画みたいですね・・・!
僕、感動しちゃいました・・・っ

 

195 名前:YzaK
勘当した。

 


196 名前:DeaKA

>>193
青春ドラマだな・・・

>「俺・・・また電話する・・・っ」

これは「貴方にまた電話してもいいですか?」のほうがいい
・・・と言いたいところだが、
案外おまえ、ここぞって時には男前になるな。
よくやった!


>>195
感動。

 


197 名前:NicoL
>>193

帰ってきてからちゃんと電話しましたか?

 

198 名前:ハツカネズミ男
緊張した・・・。
みんなも付き合ってくれてありがとう。

>>197
してないです・・・。
聞こえてたか微妙だったんで・・・

多分これで終わりだと思う・・・。

 


199 名前:DeaKA
>>198
終わりにできるのか?
おまえはそれでいいのか?

 

200 名前:ハツカネズミ男
・・・・・・・・・・・・。

 

201 名前:ハツカネズミ男
俺、また会いたい、君が好きだって言おうとしたけど・・・
言えなかったんだ。
相手目の前にしたら言えなくなったんだ・・・

 


202 名前:YzaK
おまえに失うものなんてまだない。
せめてみろ。

 


203 名前:NicoL
今夜はもう遅いですし・・・
ゆっくり休んでください。
そしてまたハウメアさんとのこと、考えてくださいね。

 

204 名前:ハツカネズミ男

・・・・・・・・・あぁ。
ありがとう、みんな・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

ハウメアを想う気持ちは日に日に強くなっていくハツカネズミ。
けれど同時に沸き起こる不安が彼の胸を押しつぶす。
そんな不安定な中、ハツカネズミが出した結論とは…

 

 

 

NEXT

BACK

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送