僕は父上にそっくりだ

 

 

 

 

 

弟の1日・その2。

 

 

 

 

 


そのせいか、母上はよく拗ねている

ちっとも私に似ていない!って

そうしたら父上が、照れ屋なところはカガリに似て可愛いよって僕たちの目の前でキスをしながら言った。
父上はそのあと平手をくらってた。

 

 

以前、父上の子供のころの写真をみせてもらったことがある。

びっくりした。
だって僕がいたから。

本当に似ていてびっくりだ。

 

そして今、僕が何気なく
「次の子供はどっちに似るんだろう?」
ってつぶやいたら父上が、
じゃあ次はカガリに似た女の子がほしいねって僕たちの目の前でキスをしながら言った。

やっぱり平手がとんでいた。

 

・・・・・・父上、学習すればいいのに

 


頬をはたかれながらも幸せそうな父上は、母上の腕をひっぱってだきしめている。
そして母上の耳元で何か囁いている
母上となにか内緒話をしてるみたいだ。


短い内緒話が終わると、母上はトマトみたいに真っ赤な顔になってた。


「なにをお話したんですか?」
「なんだと思う?」
「アスランッ!!!」

母上が真っ赤になったまま大きな声でさけんだ

どうやら夫婦のひみつらしい


「残念だけど聞くのは我慢します。母上泣きそうだから」


われながらよい息子だ、うん。

 

「そうか?・・・まぁ・・・家族を増やしたいなって話を・・」
「アースーラーンッッ!!!」
「はいはい」


父上はかんねんしたらしく、僕の頭をぽんぽんと、2回たたくと幸せそうに笑ってた。

いまだに母上は真っ赤になってだんまりだ。
真っ赤になった母上は、どんな人よりもかわいい。
もちろん、いつもの元気な母上もどんな人よりとってもかわいい。


それにしても、母上は家族がふえるのがいやなのかな?


真っ赤で涙目で、どうしてなんだろ?

 

・・・・・もし・・・・・

 

 

もしも新しい家族がやってくるなら

 

 

「父上・・・・」
「ん?」

ソファに腰掛けてる父上の耳元にこっそり内緒話。
今度は男同士で。


「母上に似たかわいい女の子がいいですね」
「だろ?」

 

父上は嬉しそうに笑った。

 

 

僕はやっぱり父上似だな

 

 

 

 

END

 


はい。アスラン似の弟くんでしたー。
思っている以上に双子を好きだと言ってくださる方が多いので、本当に嬉しいです!!
ありがとうございます!
好きだと言ってくださった方々に捧げます!(笑)
・・・次は四コマ漫画とか描きたいなぁ・・・

 

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